今回よりスキンBOXの制作コンセプトの一つであるキュリアス スキンに適した加工方法。これをカードに施した制作物を一点づつ紹介します。第一回目はシルクスクリーン印刷です。

イラストレーター　ミヤギユカリさんからのメッセージ

使用紙：キュリアス スキン　オレンジ・ダークブルー　270ｇ
印刷：シルクスクリーン１色+UVメジューム厚盛り　株式会社ツインエイト
イラストレーション：ミヤギユカリ

おしゃれな鹿と亀のイラストを提供いただいたミヤギさんから次のようなメッセージをいただきました。
「SKINの紙を拝見した時に鹿のシルエットと亀の裏写りのペンの後が面白く出るのではと思い決めました。出来上がった作品は素晴らしく皆さんに見ていただけるのが楽しみです。」

UVメジューム厚盛りとは

シルクスクリーン印刷の技術の一つとしてUVメジュームの厚盛りがあります。この技術がイラストとマッチングされて画を立体的に見せる効果を出しています。デザイナーの塚本氏から以下のように色指定がされました。
まず銀刷りが指定されます。

次に部分的なメジューム乗せが指定されます。

メジューム部分の盛り上がりが感じられますか？

再びミヤギさんのコメント

「鹿のシルエットと亀の裏写りを生かして描いた甲羅部分が星を散りばめたように綺麗に出してもらいました。」

活き活きと描かれ、紙と加工の効果によって今にも画から抜け出しそうな鹿さんと亀さんのイラストを実際に手取って眺めてもらいたいと思います。