制作事例
2016/03/18
スキンの折り紙
hamaguchi
折り紙作家 布施知子さんからのお便り
先日、折り紙作家 布施知子さんから嬉しいお届け物をいただきました。布施さんはパーツとパーツを組み合わせて作る「ユニット折り紙」の日本の第一人者で、作品は海外でも高い評価を得ています。多面体が織り成す作品の数々は、私が持つ折り紙の認識を遥かに超えた現代美術そのものです。
春を呼ぶビックリ箱
4月22日より安曇野豊科近代美術館で「布施知子ORIGAMI展」か開催されます。そちらで展示される作品の一部にキュリアス スキンが指定されました!事前の作品を送っていただきましたので、展示会に先駆け紹介させていただきます。
箱を開けると、まさに色鮮やかなビックリ箱でした!
使用紙:キュリアス スキン 135g/㎡ アブサン、エメラルド、ピンク、ラベンダー
キュリアス スキンの中でもこれからの季節に相応しいヴィヴィッドな色合いの紙が選ばれました。
折り紙には手ごわい紙でした。
これは、今回キュリアス スキンで作品を折った布施さんの素直な感想です。確かに硬い紙質で指紋がつかないほど塗工層が厚いキュリアス スキンは、折り紙適正があるとは言えません。ましてや、複雑な多面体を駆使する布施さんの作品では制作者が意図する表現が満足には出来なかったと思います。
そこで布施さんはキュリアスの鮮やかな色をより活かすべく、シンプルで折の少ない入れ物を作りました。
ちょっとしたお菓子がこんな受け皿に出されたら嬉しいですね。
最後に布施さんより一言「キュリアス スキン、その何ものにも代え難い鮮やかな色は、展覧会で見た人の心に残ると思います。」
私も春爛漫の安曇野へ出掛け、春色満載のキュリアス スキンORIGAMI出会いたいと思います。
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