PeRRY ヨコハマ・シティブランディングマガジン
hamaguchi横浜を、ブランディングする。
2017年1月10日、ヨコハマ・ブランディングマガジン「PeRRY(ペリー)」創刊号が発行されました。表紙にはキュリアス スキン レッドを使用されています。エディトリアル・ディレクターの中川憲造氏は、「PeRRYは、ヨコハマ・シティブランディングマガジン。横浜のカルチャー・人・都市デザイン・アート・エンターティメント・歴史に光をあて、課題を提起し_横浜スピリット溢れるクリエイティブ・ピープルの「内燃機関」となって、クリエィティブ・シティを牽引する。」と序文で謳っています。
紙も実験的な試みが随所に見られ、内容も遊び心がいっぱいに詰まった魅力的な一冊です。
商品名:PeRRY(ペリー)ヨコハマ・シティブランディングマガジン VOL.1
定価:1,200円
発売日:2017年1月10日
発行人:近澤弘明
編集人:中川憲造
発行:一般社団法人 横濱まちづくり倶楽部
編集:ヨコハマ・スタイル部会「PeRRY」編集室
エディトリアルディレクター:中川憲造
エディター:田中あずさ・浅野宏治・西大條晶子
デザイナー:森上暁/NDCグラフィックス
プリンティングディレクター:竹見正一
印刷・製本:株式会社 協進印刷
使用用紙
カバー:スライト ホワイト キクT 48.5kg
表紙:キュリアス スキン レッド 700x1000T目 189.0kg
本文:テイクGA-FS 菊判Y目 76.5kg
モンテシオン 菊判Y目 47.5kg
やよいカラーNo.204そら 四六判Y目 100kg
カレンダー:ハイ・アピスNEO マックスホワイト 菊判Y目 62.5kg
表紙印刷の留意点
表紙にはUVシルク印刷(マット白)が施されています。プリンティングディレクター竹見氏のお話によると校正刷りの段階でグロスインキとマットインキの2種類を試したそうです。グロスインキの場合、インキ層と紙の間に気泡が生じ、うまくいかなかったとのことでした。多分、グロスインキの層は、マットインキに比べて密閉度が高い為、熱が加わると中の空気の逃げ場がなく気泡が残ったのではとの見解です。紙との相性だと思いますが、キュリアス スキンのコーティング層の厚さも一因かもしれません。
いずれにせよ、マットインキでの仕上がりは綺麗で、事前の校正刷りでの試行錯誤が功を奏したと思います。
2017年 横浜港入港客船カレンダー
読み応え、見応え十分な内容の本ですが、私が特に好きなのは↓見開きページです。
図案化された客船で入港予定が一目でわかり、好きな方にはたまらない企画でしょう。昔の少年誌のワクワクする感じを思い出しました。
他にもある一級建築技師が使用している黄色いトレーシングペパーのラフスケッチ(実物)が挟まっていたり、カバーには横浜駅西口の仮囲いを想い起こさせるデザインだったりとか、一冊の本の隅々に仕掛けが隠されており、紙の本の可能性が拡がります。機会があったら是非、手にとってみてください。楽しいことは保証します。
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