構想から始まり丸一年、キュリアス スキンの用途をより具体的なイメージさせるツールが完成しました。
題して「スキンBOX」。キュリアス スキンの魅力をより栄えさせる加工品がぎっしりと詰まったノベルティ・キッドです。

制作のコンセプトとして大切にしたのは
・高級パッケージを意識させる
・手に取った人の創造力を刺激させるデザイン
・多様な加工技術を取り入れる
の三つです。特に三つ目の加工に関しては、昨年の8月、グラフィックデザイナーの塚本明彦さん、アンタリス・ジャパン㈱のOさん、Mさんと数社の加工会社を周り、それぞれの会社の特長を活かした制作物を塚本さんに纏めてもらいました。

本日より一点づつスキンBoxに携わった加工会社と制作物を紹介したいと思います。

V字カットBox

一回目に紹介するのは、株式会社ユーシー・イレブンが持つV字カット技術を活かした外箱です。

使用紙：キュリアス スキン　表貼ブラック　中貼ブッラク・レッド　135ｇ/平米　94.5ｋｇ　
Vカット加工箱：株式会社ユーシー・イレブン
シルク印刷：株式会社ツインエイト

特長は、合紙後９０度の溝を彫り、折り曲げる事でエッジの効いた貼り箱となります。

接合部も始めはマグネット等の案がありました。V字カットをすることで寸法精度は高まり、使わずとも密閉性が高い箱が出来ました。カッチと閉まる瞬間、手に伝わる感触がなんとも心地よい箱の完成です。

蓋を閉める際、少しだけ接触する部分の微調整が隠れた巧みの技ではないかと睨んでいます。

高級パッケージの提案に

この技術は様々場面で活用されています。特に高級化粧品、ブランドチョコレートなどの高級品のパッケージにはうってつけです。社内に展示していますので、BOXの全容が知りたい方は是非、来社いただきご覧いただければと思います。