手紙のマナー~便箋編~
moriyama毎日うだるような暑い日が続きいよいよ夏本番ですね。夏といえば海!花火!お祭り!そして暑中見舞い!残暑見舞い!!
最近はメールやアプリの台頭で手紙を出すことが少なくなりましたが年賀状や暑中見舞い、残暑見舞いなど季節のあいさつや折に触れて手紙を書く方はまだまだいらっしゃると思います。手書きやかわいらしいデザインだと貰う側もうれしくなりますね。
そこで今回は基本的な手紙のマナー~便箋編~をお送りします。
便箋たて書き編
通常手紙は前文、主文、末文、後付けの4つから構成されます。一つずつ説明をすると・・・
【前文】・・・「こんにちは」を丁寧に書く始まりのあいさつです。季節の印象→相手を気遣う言葉→自分の近況の順番に書きます。よく目にする「前略」はこの前文を省略したという意味になるので合わせて覚えたいですね。
【主文】・・・その手紙のテーマとなる箇所。「さて」や「ところで」など起こし言葉から一文字下げて書き出すのが基本です。
【末文】・・・「ではまた、さようなら」を丁寧に書く締めのあいさつです。結語もここで書きます。
【後付け】・・・日付、差出人の署名、宛名を書く箇所です。
簡単な構成はこのようになっています。その中でも留意点がいくつかあります。
【結語】・・・頭語を省いた場合でも結語があると手紙はまとまります。行末もしくは改行して下の方に書く。
【日付】・・・改行して2,3字下げ小さめに書く。
【差出人の署名】・・・宛名より小さめに書く。
【宛名】・・・最後の行には書かず主文と高さを揃えて大きめに書く。
などなどここまでが主なたて書き便箋のマナーです
便箋横書き編
基本的にはたて書きと変わりません。違いは宛名を初めに書いたり、後付けを全ていちばん前に持ってきても構わないといったところです。
いかがだったでしょうか。たかが手紙といってもマナーやルールがありあなどれないですね。しかしマナーはもちろん大事ですが一番大切なのは心をこめて一文字ずつ丁寧に書くことですね。そうすれば自然に気持ちも伝わり貰い手も喜んでくれるのではないでしょうか。
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