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2015/11/19

made in Seto 2015 ~瀬戸焼ブランド発表会~

hamaguchi
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今回は、紙以外の話をぺらぺらと話したいと思います。頑張っている日本の「ものづくり」という観点で捉えれば、私たちの業界にも大いに参考になるはずです。

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日時:2015年12月3日(木)~6日(日)11:00ー20:00
場所:スパイラルガーデン(スパイラル1F)〒107-0062東京都港区青山5-6-23
主催:瀬戸焼振興協会 瀬戸商工会議所
プロデュース:株式会社にぎわい総合研究所、株式会社ユニバーサル総合研究所
企画制作:スパイラル
お問い合わせ先:瀬戸焼振興協会 〒489-8701愛知県瀬戸市追分町64-1 TEL.0561-88-2651 FAX.0561-88-2651
Eメール kogyoshinko@city.seto.lg.jp

瀬戸焼」から何をイメージされますか?

「セトモノ」という言葉は、よく耳にしますが「瀬戸焼」というとちょっと馴染みがないかもしれません。やきものを総称して「セトモノ」と言ったりしてはいませんか?実は私もその手の輩でした。この「セトモノ」という表現が実は曲者です。そこからイメージされるのは陶産地として「瀬戸」や「瀬戸のやきもの」ではなく、一般的な日用雑器となってしまいます。日用雑器=廉価品というわけではありませんが、高品質あるいは高付加価値の製品が正当な評価をされにくい一因となっていました。

瀬戸焼の歴史

愛知県瀬戸市は千年の歴史と伝統を誇る陶都です。鎌倉時代の初めには中世唯一の国産施釉陶器の生産を開始。陶工たちの進取の気風は、さまざまなやきものの生産を実現しました。

19世紀の初めには磁器生産を開始。以来このまちは、陶器も磁器も生産し続けています。確かな伝統の技は連綿と受け継がれ、陶器は「赤津焼」、磁器は「瀬戸染付焼」という二つの伝統工芸品を擁しています。 

「セトモノ」から「瀬戸焼」へ

瀬戸焼振興協会では、その長い伝統に培われた高い技術力を活かし、付加価値の高い商品づくりによる「瀬戸焼」のブランド化に取り組んでいます。その一環として昨年2014年12月2日、3日に東京青山スパイラル「瀬戸焼ブランド発表会 made in Seto」が開催されました。

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おなじみのシュウマイの醤油入れから
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ファインセラミックスと言われる工業製品
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私のお気に入りはアイフォンとのコラボした拡音器「瀬戸音【seto-ne】」。これなら毎年バージョンアップするデバイスにも対応出来そうです。身近な製品から普段は目にすることが出来ないものまで「瀬戸焼」の価値を高めながら、ターゲットを見据えた製品展開が見られました。

今年は、12/3~6まで4日間の開催となります。今まで知らなかった瀬戸焼の魅力に出会えるはずです。

 

 

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