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イベント
2015/10/05

丹青社「人づくりプロジェクト展2015」【私たちがオクルモノ】 

hamaguchi
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クリエイターと製作会社の間に立ち、予算とスケジュールを管理し、世の中に制作物を送り出す作業。これは、仕事に慣れて、こなしているベテラン社員でも調整は難しく、コミュニケーション能力が試されます。

そんな究極のコミュニケーション力を培うべく「物づくり」を「人づくり」の一環として新入社員教育に取り入れている会社があります。

株式会社 丹青社は、商業施設や博物館、展示会・イベントなどの空間の企画・デザイン・施工を手掛けるクリエイティブな会社です。そちらの新入社員育成プログラム「人づくりプロジェクト」において、新入社員は第一線で活躍するデザイナーや一流の職人とともにプロダクツをつくりあげるプロセスを通し、「仕事を進めるうえで大切なこと」を経験しています。

学校で学んだ知識で、そつのない発言をしたつもりでもコラボレーション能力の高いデザイナーや職人には受け入れられないことも経験するそうです。それを乗り越え素直な自分を相手にぶつけ、受け入れられた時の喜びはひとしおでしょう。

面白いのはデザイン制作部門の新入社員だけではなく、経理・人事・営業などの枠を飛び越えて参加されていることです。3ヶ月の研修期間で学んだ「物づくり」のマインドは、配属先された各部署で役立つことでしょう。

今回の展示会ではプロダクツの展示とともに携わった新入社員の方々とデザイナーのコメントがパネルの上下に表示されていました。

プロダクツ名:「すうりのとだな」 デザイン:湯澤幸子
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プロダクツ名:紗卓 デザイナー:橋本 潤
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一部の掲載で申し訳ありませんが、成長の軌跡が見受けられるコメントです。また、「自分の役割を固定することはチームとしての成果を著しく下げることになる。」とはベテラン社員の小生にとっても耳が痛いコメントです。

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